なぜ思い通りにならないの?思った通りの出来事は起こらない? | 秋元ユキ@いい気分ドットコム

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なぜ思い通りにならないの?思った通りの出来事は起こらない?

 

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ちっとも思い通りにならないことに、イライラしてしまうこと、ありますよね。

 

この世界はなぜこんなにも、自分の思い通りに動いてくれないのでしょうか。

 

思った通りの出来事というのは、起こらないものなのでしょうか?

 

あなたもご一緒に、考えてみてくださいね。

 

 

YouTube動画『スピさまと秋元ユキの部屋』でも解説しています。

 

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なぜ思い通りにならないの?

前項では、「結果を出すための戦略」についてのお話をしました。

 

単純にあなたの練習量・作業量・研究量を増やしていくことができるなら、それに対する何らかの結果は出るはず・・・というお話をしましたね。

 

 

ただ、そうすることによって「思い通りの結果」が出るとは限りません。

 

それはいったいなぜでしょう?

 

 

―――答えは、とても簡単です。

 

ここは一旦、怒らないでこの事実を、きちんと受けとめてみてください(笑)

 

 

なぜこの世界が、あなたの思い通りに動いてくれないのかと言うと、、、

 

あなたの思い通りになろうとして、この世界が動いているのではないからです。

 

 

・・・但し、あなた以外の人の思い通りになろうとして、この世界が動いているわけでもありません。

 

そういうふうに見えないこともあるかもしれないのですが、「この世界」は、誰の思い通りに動いているわけでもないのです。

 

 

身勝手なのは、もしかしたら「この世界」のほうかもしれない・・・というふうに、一度考え直してみませんか?

 

「この世界」は最初から、誰かの思い通りに動く気など、さらさらなかったのかもしれないと。

 

 

誰の言うことも聞こうとしていない「この世界」は、今日も独自のルールに従って、平然と太陽のまわりを公転しています。

 

膨大な時間を費やしてくれた先人たちのおかげで、「この世界」の地図はほぼ理解できているし、研究を重ねてくれた人々のおかげで、現在は医学もインターネットも発達しています。

 

 

ところが、「この世界」に言うことを聞かせる方法は、誰にも発明することができません。

 

不老不死の薬も、人生を赤ん坊からやり直す方法も、夢を叶えるための魔法も、開発されることはありません。

 

人々は、「この世界」のしくみに屈服することを前提にしたまま、「この世界」に存在する膨大なルールについての研究を謙虚におこない続け、それぞれの希望に沿った方法を探し続けているのです。

 

 

そうして日夜研究がなされているにもかかわらず、「この世界」には把握できないところがまだまだあって、解決できない数多くの問題に、人々は今日も悩まされていますよね。

 

そんな中、「この世界」の動きや登場人物を、あなたの思い通りに動かそうと試みるというのは、すべての歴史的研究を覆す根拠があっての考えでしょうか?

 

 

恐らく、そうではないと思います。

 

非常に苛立たしく、そうであったらいいのにと思うことではありますが、「この世界」が自分の思い通りに動き出す・・・という夢のような展開は、残念ながら起こりそうにありません。

 

それには、誰もが気づいているはずです。

 

 

ですからやはり必要なのは、たとえ腹立たしくとも「この世界」のルールに従って、自分の理想の方向へと近づいていくためにはどうすればいいのかと、ひたすら研究し始めることなのです。

 

 

思った通りの出来事は起こらない?

まず、あなたが「思い通りにならない」と考えている時には、自分の思い描いている「理想」のイメージと、「現実」とのギャップを感じている状態なのかもしれないと考えてみてください。

 

 

あなたがいまいる位置が「現実」だとして、あなたの思い描いている「理想」は、はるか遠くにあるように感じると思います。

もしかしたらあなたは、この「理想」と「現実」の距離が縮まらないということについて、嘆いたり、イライラしてしまったりするのではないでしょうか。

 

 

超能力を発揮してあなたが念じ続ければ、「理想」のほうから近づいて来てくれる・・・というようなことは、起こりそうにありません。

 

「この世界」のルールに従って、自分のほうから「理想」の方向へと近づいていくためには、いったいどうすればいいのでしょう?

 

これまでの方法ではうまくいかなかったのですから、やり方を変えて、動いてみなければなりません。

 

 

あなたが「思い通りにならない」という事実に打ちひしがれている状態のままであっては、何日過ごしたところで変化はありません。

 

「理想」というのは、あなたの頭の中に浮かんでいる一つのイメージに過ぎないのですから、それを実現させることにこだわるのであれば、そのイメージを形にするべくあなたが動き出さなければならないのです。

 

 

―――但し、そうしてみたとしても、やはり「思った通りの出来事」は起こらないと思います。

 

なぜならたいていの場合、非常に研究不足の段階でその「理想」のイメージが形成されているからであって、実際に起こっていく出来事というのは、到底あなたの想像の範囲内におさまってくれるものではないからです。

 

 

しかしこの事実は、あなたにとって本当に残念なことでしょうか。

 

そもそもあなたにとって、「思った通りの出来事が起こる」というのは、本当に面白くて素晴らしいことなのでしょうか?

 

 

人生において「捨てたものではない」と思える瞬間というのは、「思った通りの出来事」が起こったときではなく、「思ってもみなかったこと」が起こっていくときであるとは思いませんか?

 

実際には、想像だにしなかったことが現実に起こっていく過程の中で、あなたはさらなる「理想」を思い描いていくことになるのではないでしょうか。

 

そういった原理をまったく理解しようとしないまま、「思い通りにならない」ということに地団駄を踏んでいるときには、もう一度考え直してみる必要があるのかもしれません。

 

 

こだわるべきは、「思った通りの出来事を引き起こすこと」ではないのです。

 

これから、あなたが思い描く「理想」に近づいていくための研究と検証を重ねていくにあたって、現れてくる「結果」を予測しておく必要はありません。

 

まずはどんな「結果」になるかはわからないけれど、とにかく「結果」を出してみる必要があるのです。

 

 

人は、その「結果」を見て、次の行動の動機を得るのであって、「結果予測との比較」は本来重要になるところではありません。

 

現れてきた「結果」が気に入らないのであれば、気に入る「結果」が出るまで、研究と検証を続けていけばいいだけなのです。

 

 

 

そうして「結果」が次々と出る中で、自分自身が「気に入らない」と感じるところをどのように変えていくのかというところが、常にあなたの研究テーマとなっていくのだと、そうとらえてみることにしませんか?

 

次項に、詳しく説明していきましょう。

― まとめ ―

・思い通りにならないことにイライラしてしまうときには、身勝手なのは「この世界」のほうかもしれない・・・と考え直してみましょう。
・必要なのは、たとえ腹立たしくとも「この世界」のルールに従って、自分の理想の方向へと近づいていくことです。
・こだわるべきは、「思った通りの出来事を引き起こすこと」ではなく、あなたにとって気に入る「結果」が出るまで、研究と検証を続けていくことだと理解してみましょう。

 

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