ほんの「ちっぽけ」な自分

あなたが「つらい」と感じていることに気づいたときには、その感情に「わかった」と告げ、「さあ、つらくないところに行こう」と考える必要があります。

 

しかしそうはできないと思うのなら、そのつらさを味わいながら、あなた自身がもがき始める様子に気づくまで、待つことにしましょう。

あなたは、必ず気づくことになります。

それは、早いほうがいいのです。

 

動くことができずにいるときには、いまのあなたがまだ、「ちっぽけ」であることに気づいていないからかもしれないと、考え直してみてください。

 

スポンサーリンク

「ちっぽけ」だと、認めたほうが楽。

私たちは、「自分の考えこそが、正しいのだと信じたい」という欲求をもっています。

自分が「正しい」のであり、「素晴らしい」のだと感じたい。

 

ですから、あなたが、自分自身のことを「ちっぽけ」だと認めることは、難しいことだと思うかもしれません。

しかし、あなたがいま苦しんでいたり、「つらい」と感じていたりするのであれば、自分にいま理解できていることなど、ほんの「ちっぽけ」なものだろうと考えてみることが、あなたが楽になれる唯一の方法だと言えます。

 

苦しいのは、いまの「ちっぽけ」な自分が考えていることだけがすべてだと、とらえてしまっているからに過ぎないのです。

このような「ちっぽけ」なことしかわかっていない自分は、「ちっぽけではない」ところに向かうことができるはずだと、理解してみませんか?

 

ネガティブな「思考」を繰り返し、あなたが動けずにいるときには、このことをよく思い出してみてください。

いまのあなたがまだ「ちっぽけ」であるがゆえに、あなたの想像を超えた素晴らしいアイディアや考え方が、いまは浮かぶ状況にないのかもしれないと。

 

苦しみの「思考」に気づいたときには、「ちっぽけ」な自分に、立ち戻る必要があります。

「いまの自分自身」が勉強不足・情報不足の、まったく頼りにならない存在だと気づくことができていたなら、あなたには「動かない」という選択肢などないはずです。

もしかしたらいま、すでにいろいろなことが充分理解できていて、世界で一番自分の「思考」が正しいのだと、勘違いしていることがあるかもしれません。

 

とにかくいま、自分の中に何らかの間違いが存在するからこそ、苦しみが消えないのではないでしょうか。

あなたは、現在の自分自身の態度を、変える必要があるのではないでしょうか・・・?

 

それは、あなたがさらに「ちっぽけ」ではない場所に向かい始めるための、きっかけ となるのです。

そこから「ちっぽけ」ではない場所にたどり着いたなら、現在の苦しみは、「あのとき、あのつらさがなかったら」という形で振り返ることになるでしょう。

 

私たちは、そうしていつまでも「ちっぽけ」な存在として、自分の成長を楽しんでいくものなのかもしれません。

そうしたことを繰り返しているうちに、もう少し楽な気持ちでこのつらさを乗り越えていくほうがいいということに、気づいていくのではないでしょうか。

 

いま、あなたにとって「つらい」と思うことがあるならば、それは、あなたが「つらくなくなる方法」を学びとるために起こっているのだと、とらえたほうが楽になれるはずです。

次項で詳しく説明していきましょう。