「競争について」の論

競争というのは、王道を走ろうとしても、なかなか勝てるものではない。

 

もちろん、オリンピックの1位2位を目指す気があるという場合には王道を走るしかないのだが、1億人の人間がいるとして王道を走ろうとするのでは、1億人に1人か2人しか「勝てる人」がいなくなるのはわかると思う。

 

スポンサーリンク

継続的な1番を目指す、唯一の方法。

競争というのは、1位2位以外の数字をとった人は、満足できないものなのだ。

それから、1位2位という数字は、毎回必ずとれるものではない。

 

だから、競争をするということは、イコール「満足できない」ということになる。

あなたが「満足する競争をしたい」ということは、そもそも叶わないことなのである。

 

人はそもそも、そうして腹立たしい嫉妬を繰り返すために競争をしている。

そこで1位2位をとったことのある者が、その栄光に憑りつかれるということが起こる。

そもそもそのように大変なことを目指して、ほぼ継続することのできない状況に恐れをもつことが、あなたの本当にしたいことではないと思うのであれば、こう考えてみて欲しい。

 

あなたが創り上げた1番を、目指すこと。

それが、継続的な1番を目指す唯一の方法である。

 

ギネスブックというのがこういうことに当たるのだが、気づいているだろうか。

自分自身が1番になれると決めたものに対して、人が挑戦する。
本来はこれが正しい挑戦の仕方であり、自分の満足のために人は動くのである。

では、これを応用して何ができるのかと考えてみて欲しい。

 

あなたが、「これなら1番を目指せる」という手が、必ずあるはず。

オリンピックを目指すことができなくても、誰にも負けないことを伸ばしていくことは可能であるはず。

そもそもあなたが「こうしたい」と思うことについて、してみることから始めるしかないのに、それが王道ではないからといってあきらめるのは、ばかばかしい。

 

他にそれをしようとする人がいないほど、あなたが1番になれる可能性は高くなる。

なのに、それをばかばかしいとあなたが判断しているようでは、話にならない。

 

とにかく、あなたなりのギネスを目指すつもりでやってごらんなさい。
王道を走ろうとしたよりも、ずっと面白いことが起こり始める。

これまでにも、そのような傾向を見たことがあるのではないだろうか?

 

人がおこなっていることや、常識的に考えて「こうするべき」と判断できるようなことは、比較的おこないやすいと思えるのかもしれないが、それは逆である。

人がおこなっていることを始めようとする時点において、あなたはすでに1番ではない。

もちろん、その人に勝とうとし、1番になろうとするのは悪いことではないのだが、それは継続しがたい1番を目指すことになるのではないだろうか。

 

あなたが満足することを望むのであれば、継続できる1番になろうとしてみて欲しい。

あなたが1番になった頃には、それこそが王道になっているということにもなり得る。

「王道」と呼ばれる道もまた、そうして道をつくってきた人がいたというわけである。

 

つまり、そういったアイディアが勝負ということであって、人と同じ競技を競うことで満足を得られるのではないということ。

競争というのは、アイディアや工夫の勝負であり、技を競うのであって、すべてはオリジナルから始まるのである。

 

いかに人と違うことをするのかと、考えてみて欲しい。

あなたが「人とは違う」と思ったことは、いずれ人と同じになる可能性をもっている。
それでもあなたは、人と違うことをおこない続けるのである。

 

そうした者が、その世界の1番になる。

参考にして欲しいと思う。

 

さらに理解を深めるために、次項にも語ろう。