「問題」があるからこそ進む

前に進んでいこうと意気込んでいるときに、突如、それを邪魔されるかのような出来事や、志の折れそうな想いを感じることはないでしょうか。

何かを始めようとしたときに、せっかくの気持ちを台無しにされて憤慨したり、「やはり、目標を達成するのは難しそうだ」と意気消沈したりするようなことが起こるのは、なぜでしょう?

 

その「問題」は、突如現れたものではありません。

もともと、そういった「問題」はそこにあり、あなたが「前に進もう」としたことによって、よりはっきりと見えてきたものに過ぎないのです。

 

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「問題」は、依然として存在する。

現在の「問題」を解決するためには、あなたが抱えている「問題」について考えるのをやめて、あなたがその「問題」を感じないところへと、移動していく必要があります。
問題を「解決しよう」とするのをやめる 参照)

現状に「問題」があるからこそ、前に進もうとしているにもかかわらず、またもや「問題」について悩もうとしてしまっているのであれば、そんな自分については滑稽に思うベきでしょう。

 

あなたの頭の中で起こる、この滑稽な出来事を減らしていくために、できることは何でしょう?

まずは、あなたが歩みを進めようとするとき、あなたの気持ちが折れてしまわないように、気をつける必要などまったくない と理解することです。

あなたの「目標」は、これから、あなたの気持ちの良いところへと向かうことであり、いまはまだ、そうではないところにいるからこそ、前に進むことを必要としているのですから、いまここに、いつものような不安や「問題」が存在するのは、当然のことなのです。

 

解消できない多くの「問題」を見つけてしまい、必要のない考えに気をとられそうになることなど、いまさら不思議に思うことではないはずです。

あなたは、「だからこそ、より一層、前に進む理由がある」と理解する必要があるのであって、「邪魔があって進めない」と判断する必要などありません。

 

あなたの足元が、まだおぼつかない状態で、素晴しい考え方などはできるわけもありません。

あなたは、「目標」を達成しようとする決意を固めた時点で大きなカを手に入れるのではなく、あなたの「目標」をもって歩み続けていくことにより、邪魔になっている考えを、あなた自身で消していけるカを手に入れるのです。

「始めよう」とするときに、「問題」を感じるならば、その「問題」さえも「問題ではない」ところへ、早く行こうとするのが先決です。

 

現在の「問題」については、いくら分析したところで仕方がないということを知り、いまはそっと「見守りながら、放っておく」ことにしましょう。

 

「見守りながら、放っておく」というのは、「気をつけながら、忘れておく」ということ。

つまり、距離をもってそこにあるのを認めるということであり、むしろ、「問題」が起こった意味を大切に考えているからこそ、先に進んでいくことを重視するということです。
静かなる情熱を心に抱く 参照)

 

とても高度な技術を要するように思えますが、私たちは、その崇高な訓練を日々楽しみ、成長していくよろこびを、理解することができるはずなのです。

だから、「問題をなんとかする」ことには、尽力しないこと。

あなたの気持ちを整え、計画を遂行することに、日々、尽力しましょう。

 

あなたは、そのように、多くの「問題」を何とでもできるようになり、毎日を楽しく過ごすために、進んでいくのです。

あなたの計画を遂行するために、まずは朝の理想の目覚めについて、考えてみてください。

次項で詳しく説明していきましょう。