まず「感情」をおさめてやる

あなたが「つらい」と感じるとき、あなたはその「感情」をどうにかしようとして、「思考」をめぐらせてしまうのではないでしょうか。

しかし、あなたの「つらい」という感情をどうにかしたいなら、まずはその「感情」自体を、おさめてやらなければなりません。

 

どんな「感情」でも、あなたが現在そう感じているのだということを、あなた自身がわかってあげる必要があるのです。

 

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正しい手順を、踏んでみよう。

「感情」は、あなたに注目して欲しがっています。

あなたの「思考」は、「感情」に揺さぶられて、その言動に拍車をかけようとするかもしれませんが、実際のところあなたが注目するべきなのは、「思考」ではなくその「感情」自体です。
ネガティブな感情に居場所を与える 参照)

 

「感情」は、あなたが見つめてくれると、満足し、小さくなっておさまります。

完全に消え去ってくれることがないまでも、小さいままにあなたの心に残るものとなります。

あなたが見つめることを避けようとすれば、「感情」は激しく主張し出すでしょう。

 

「つらいのはわかっている。」そう言えば、「感情」はおさまります。

 

あなたがどんなに他人を責めても、どんなに自分の「感情」を解放するために外部に働きかけようとしても、あなたの心が晴れることがないのはそのためです。

あなたの心を晴らすためには、あなた自身が、あなたの「感情」を理解して、あなたの心にうなずいてやる必要があるのです。

 

「感情」さえなければ、苦しむことはないのに。

そう思えることさえあるのではないでしょうか。

しかし、あなたは「感情」があるから動くのであり、「感情」や「感覚」が消えれば、生きる動機を失ってしまうのです。

 

あなたは、あなたの「感情」のために、動き始めます。

それが、あなたの原動力となるのです。

つまり、あなたの「感情」は、あなたがどこに向かうのか、ということを決める役割として働いている と言えるのです。

 

一方、「思考」は、注目すると大きくなります。
「気分」が悪いときの頭の中 参照)

あなたが苦しみに襲われる理由は、「感情」に注目することなく、ネガティブな「思考」への注目を繰り返すことにより、終わりのない悪循環を生み出しているからだと言えます。

あなたの「思考」は、あなたが目標や目的地に向かうための方法や手段を、考案・思案・提案するために使用するべきであり、よくわからないようなことを考え続けるべきではありません。

 

あなたが「つらい」と感じたときには、まずはその「感情」を見つめましょう。

その「感情」を小さくしてから、始めましょう。

あなたが「わかっている」と言えば、おさまります。

そして、「わかっているから始めるのだ」と言えば、あなたの「思考」もついてくるはずです。

 

私たちには、何事も「排除する」という選択肢はなく、あるのは「そこに居るのを認め、他を選んでいく」ということだけなのです。

次項で詳しく説明していきましょう。