「心の目」を開いておく

誰もが、「自分の頭の中の地図」を完成させようとしながら、人生の旅を続けている。

しかし、あなたの頭の中の地図は、決して「完璧」にはならない。

 

そもそも、「自分の頭の中の地図」には、決定的な欠陥がある。

それは、「自分の頭の中の地図だけでは、欠陥があることに気づけない」ということ。

あなたは、「自分の考えを、人のものと比べようとする」ということをしなければ、決して「自分の頭の中の地図」が未完成であることに、気づくことができないのである。

 

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頭の中の地図は、常に未完成。

あなたにとって、「より良く修正された後の地図」というものは、「修正される前の地図」を持っている間には、想像のつかないものである。

 

「完成を知らない頭の中」が、どうやって完成を知るよろこびを、追い求めていけるのだろう?

その旅を楽しんでいくためには、あなたが知らない「優れた情報」を得るための導きを必要にしている。

 

「優れた情報」というのは、「自分のためになる情報」ということ。

あなたは、「未完成の地図」を持っているのだから、「完成に近づけるための判断をできる方法」を知らなければならない。

「優れた情報」を得るために必要なことは、あなたの「心の目」を開いておくことである。

 

「心の目」というのは、「自分の解釈を超えた、第二の目」ということ。

つまり、「正しい判断をする目」ということである。

「心の目」というものは、「自分の頭の中の地図が未完成であり、自分はいま、その完成を楽しむ旅をしている」と気づいているときに、開く。

 

そして、「自分の頭の中の地図」を疑い、「正しい判断を理解したい」と考えているときに、その目が「効く」ようになってくる。

そして、自分は、これで完璧に理解した」と考えているときに、「心の目」は閉じる。

それを、忘れないでいて欲しい。

 

「地図の完成」は、「すべての終了」を意味する。

「自分の頭の中の地図」を眺め、「この地図に欠陥などあるまい」と考えるとき、人は壁にぶつかる。

なぜならば、そこが壁であり、その地図には欠陥があるからである。

 

あなたの地図に欠陥がないのなら、その地図には、「そこが壁だ」というふうに描かれているはずなのに、あなたが突進するわけがない。

その地図には、「間違った出口」が描かれているのである。

それしか、答えがないではないか。

 

あなたの頭の中の地図は、未完成なのだ。
常に、常に。

あなたは、「たくさんの知らないこと」を、知っていくほうが楽しいはず。

「私には、すべてが理解できている」と人が考えるとき、それは、「自分の未完成の地図を完成させる作業を、ここで止める」という意味になる。

つまり、「自分の限度はここまで」と判断し、「自分の限界」をさらけだすことになるということ。

 

ところがこの世界は、あらゆる物事に対する深い深い知識に、限度があるようにはできていない。

つまり、いつの世にも、限界をつくるのはあなたなのである。

 

あなたの旅を、どうするのかということは、あなたが「心の目」を開き、「優れた情報」を得ながら、決めていくのだと考えてみて欲しい。

その地図は、「未だ完成していない」ほうが、いいに決まっている。

「地図の完成」を味わうよりも、楽しいことが他にある。

 

それは、お互いの地図をもって、人との交流を感じること。
そして、あなたが地図を完成させていく過程において、「優れた情報を得る術を伸ばしていく」ということである。

さらに理解を深めるために、次項にも語ろう。

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