あなたの前方に、あなたの「目標を達成する未来」へと続く道があるのだと、想像してみてください。
あなたにとって、必要な行動を起こしていくことにより、あなたは、その道を一歩ずつ進むことができるのだと、考えてみてください。
さて、あなたはいま、その道の上で、どのような状態でいるでしょうか。
この道の上で、あなたがするべきことは、「前に進む」ということ。
とにかく、あなたがいまこの道を、「前に進んでいるのかどうか」を、確認してみてください。
道の途中で、立ち止まっていませんか?
あなたが「目標を達成する未来」を眺め、その方向に進んでいるときには、とても「いい気分」を感じているはずです。
あなたが「ネガティブな気分」を感じているときには、そこに立ち止まり、「前方に向かっていない自分」を見つけることができるでしょう。
「自分」が、「前に進めていないようだ」ということを、私たちは必ず理解することができます。
「立ち止まっている」ということは、あなたにはいま、自分に必要な行動が何であるか、理解できていないということ。
「前方に向かっていない」ということは、いまのあなたには、「目標を達成する未来」が、見えていないということです。
そんなときのあなたは、「前に進む」ということ以外の思考を、繰り返している状態にあると思います。
「思考」に翻弄されている「自分」を救済したいなら、「自分が目標を達成する未来に向かうために必要なことは何か」ということを考え、行動しようとすること。
あなたがあなたらしさを取り戻し、前進するためには、「自分」の要求を聞き入れる力、そしていまの「自分」に必要なことを読み取れる力 が必要です。
「いい気分」を感じていない「自分」を見つけたら、とにかく「前に進めてやろうとする」ことを考えましょう。
あなたが、「いい気分」になれそうだと感じる方角。
それが「目標を達成する未来」のある「前方」です。
「前に進む」ということが、「目標を達成する未来に向かう」ということならば、あなたの「現状」は、あなたの行動によって、必ず良くなる兆しを見せるはずです。
「目標を達成する未来」に向かうための行動をできるだけ多く起こし、できる限り早く前へと進んでいけるように、工夫してみましょう。
あなたが、そこに「立ち止まっている」ことを選んでいては、あなたの眺めている景色は、決して変わることはありません。
その場で立ち止まって悩み続けたり、過去を振り返っていくら考えようとしてみても、決していま必要としている「答え」を見つけることはできません。
つまり、いま、考えても理解できないことがあるのなら、「答え」は必ず、「前方にある」ということです。
あなたが「過去」に受けた痛みの意味や、「現在」理解できないことについての「答え」が見つかる兆しがあるのは、あなたが「目標を達成する未来」に向かう道を、進んだときなのです。
次項で詳しく説明していきましょう。