「気分」が悪いときの頭の中

それではいよいよ、あなたの「気分」が悪いときの頭の中を覗いてみましょう。

悩みや問題について、あなたが考え込んでしまっているとき、頭の中がどんな状態になっているのかを、しっかりと理解してください。

 

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自分自身で、自分を苦しめている。

下の図を見てください。

これが、あなたの「気分」が悪いときの状態です。

 

ある「思考」だけが大きく膨らみ、その「思考」が流れ去るのを、あなた自身が頭の中でせき止めています。

このとき、あなたは『現在』ではなく、『過去』か『未来』のどちらかにいるはずです。

 

前項の「考えている」ときの頭の中との違いは、何でしょうか?

それは、せき止めている「思考」が否定的・悲観的・閉鎖的といった、ネガティブな「思考」であるという点です。

 

ネガティブな「思考」に注目すると、あなたの「気分」は悪くなります。

「気分」が悪くなるときの「思考」には、必ず”ウソ”があります。
低調で不愉快な「気分」は、あなたの「思考」が間違っているという合図なのです。
(「気分」が悪いなら「思考」を疑う 参照)

 

ネガティブな「思考」に注目してしまうと、非生産的な「思考」を手放すことが、とても難しくなってしまいます。

「気分」が悪くなっているなら、その「思考」は疑う必要があるのですが、私たちは、自分の「思考」が間違っているということに、なかなか気づくことができません。

その「思考」についてとことん考えなければ問題は解決しないと思い込んでしまうために、その「思考」が流れ去るのをせき止めて、考え込んでしまうのです。

 

「思考」は、注目すればするほど大きく膨らみます。
考えれば考えるほど問題は深刻になり、あなたの「気分」はどんどん悪くなっていきます。

人生の一切が悪く見え始め、多くの場合、自分を苦しめているのは外的なものが原因であると信じるため、特定の人や状況についてどうにかしようと考え続けることにより、終わりのない悪循環にはまってしまいます。

 

リチャード・カールソンは、著書の中でこの状態を「分析麻痺状態」と呼び、自分で自分を「思考による拷問にかけている」と表現しています。

あなたは実は、自分自身で自分を苦しめているのですが、あなたの意識の中では、あなたは「被害者」です。

膨らんでしまった「思考」を制御する方法を知らないために、自分を救うことができません。

 

あなたの「気分」が悪くなったとき、あなたは自分に問わなければなりません。

―――このまま、この考えをとことん続けることによって、さらに「気分」が悪くなるという終わりのない悪循環にはまるのか?

―――それとも、「気分」が悪いのは自分が間違えた「思考」をしたせいだと気づき、新たな解決策を見出すためにその「思考」をやめようとするのか?

「気分」が悪くなるという合図と共に、あなたは選択のときを迎えるのです。

 

それでは、「気分」が悪いときの頭の中を、「気分」が良いときの頭の中の状態にするためには、どうすればよいのでしょうか。

次項で、しっかり習得してください。

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