先延ばし癖が治らない?「先延ばしの心理」にはきちんと対応しよう | 秋元ユキ@いい気分ドットコム

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先延ばし癖が治らない?「先延ばしの心理」にはきちんと対応しよう

 

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「やらなきゃいけないことがある」とわかってはいるのだけど、ついつい先延ばししてしまう・・・ということ、ありますよね。

 

面倒臭いことや、難しいところに着手する必要がある時には特に、「もう少ししてからやり始めよう」というふうに、後回しにしたくなってしまいますね。

 

 

この「先延ばし癖」、あなたにもあると思いますか?
「先延ばし癖」って、いったいどうすれば治るのでしょう。

 

あなたもご一緒に、考えてみてくださいね。

 

 

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先延ばし癖って、治らないものなの?

そもそも「先延ばし癖」というのは、なかなか治らないような、特殊なものなのでしょうか?

 

いえいえ。
先延ばしをしたくなることなんて、ちっとも珍しいことではありません。

 

人は、なぜ「先延ばし」をしてしまうのでしょう?
面倒なことや、やりたくないことを、開始するのが嫌だからでしょうか。

 

 

・・・実は、そうではありません。

 

「先延ばし」をしてしまう理由は、そうしたほうが、時間を潰すことができるからなのです。

 

 

意外に思われるかもしれませんが、先延ばしをする時というのは、忙しい時ではなく、時間を持て余している時です。

 

先延ばしをして実際に何をしているのかというと、たいして重要ではないことや、まったく急ぎではないようなことをしていると思いませんか?

 

先延ばしをする時というのは、例えば何かをすぐにやってしまったら、もう他にすることが思いつかないような状態だから、先延ばしにします。

 

つまり、先延ばしをしようとしている理由は、「時間が惜しい」とは思っていないからなのです。

 

 

そういう人が、ひとたび「時間がない」という場面に遭遇すると、ものすごい力を発揮したりします。

 

なぜそういうことになるのかというと、普段からエネルギーは余っているし、何かをしたいという気持ちはもともとあるのだし、時間がないという場面に遭遇して初めて「やる理由ができた」と思うからです。

 

 

先延ばしをする人は、そうしたいからしているのであって、「その癖を治したいのに治らない」のではありません。

 

だから、自分が先延ばしをしているなと思う時には、「私は本当は先延ばしがしたいんだ」というふうにとらえるのがいいと思います。

 

先延ばしをするということについては、別に悪いことではないからです。

 

 

それを悪いことだととらえているのはあなただし、悪いことをしたいという心理を働かせているのもあなたということになります。

 

つまりその自己矛盾によって葛藤している時間を生んでいること自体が、あなたの時間の潰し方となっていて、都合がいい状態なのです。

 

ですから、「先延ばしをしたくないのに、なぜか無駄なことをして時間を過ごしてしまう・・・」というふうに落ち込んだり、悩んだりする必要はありません。

 

 

先延ばしをしたくなる時は誰にでもありますので、おすすめなのは、「そういう時にこそできるようなこと」をすることです。

 

無理に先延ばしをやめようとするのではなく、その気持ちを利用して、時間を有効活用できるようにもっていくのです。

 

私は、普段はしたくないようなところを掃除し始めたり、気になっていたところを本格的に整理したりするようにしています。

 

先延ばししたくなった時には、「やったほうがいいけど普段は優先順位が低いのでやっていなかったこと」ができるチャンスだと思って、切り替えるようにしてみてください。

 

 

そういう時でもないと、永遠にやらないだろうと思うところに着手する時間も必要ではないでしょうか?

 

リフレッシュとか、気分転換・パワー充電の期間というふうにとらえ、ゆっくり過ごすことも大切だと思います。

 

 

―――ただ、人生の時間には限りがありますので、いつまでもそういった時間を過ごしていたいわけではありませんよね。

 

前項までに作成した目標やTodoリストには、「期限は書かないでください」というふうにお伝えしてきましたが、その最も大きな理由は、この「先延ばしの心理」に対応するためなのです。

 

 

「先延ばしの心理」には、きちんと対応しよう。

「先延ばしの心理」というのは、「禁止されたことを、わざとやりたくなってしまう」という心理に、似ていると思いませんか?

 

「先延ばし癖」をテーマにしている記事や書籍を見ると、「先延ばし癖」を「良くないこと」として論じているものがほとんどだったりします。

 

ところが、実のところそれを「良くないこと」としてとらえるからこそ、「先延ばしの心理」は発生してしまうのです。

 

 

「してはいけない」と言われるとなぜかしたくなってしまうし、「やりなさい」と言われると、なんだかやる気がなくなってくる・・・というふうに、反発したくなる心理ってありますよね。

 

つまり、「こんなことをしている場合じゃない。やるべきことがあるはずだ!」と自分で思えば思うほど、この「先延ばしの心理」が働いてしまうということです。

 

 

ですから、目標やTodoリストのような「さあ、やりましょう!」というものを目の前にして、あまりやる気がなくなってくるというのは、不思議なことではありません。

 

だからこそ、「やりたくなければやらなくてもいいんですよ」という状況を、常に自分のために作ってあげておくことが大切になるのです。

 

 

Todoリストでは、期限を決めるのではなく、「これができたらこれ」「これができたら次はこれ」というふうに、おこなう順番を決めましたね。

 

あなたがそれをやらなくても、誰が困るというわけではありません。
ただ、あなたが目標を達成するための手順を書き上げたのですから、あなたがその手順をおこなうまでは、目標を達成する日はこないのです。

 

変化を求めたいのなら、Todoリストに着手しないと次にいけない・話にならないということです。

 

 

ですから、「もう時間を潰すのも飽きてきたな」と思ったら、どれか一つ、やり始めてみることにしませんか?

 

そうしてみれば、実際には「とてもじゃないけど時間が足りない」ということに、気づいてくるものなのです。

 

 

 

目標やTodoリストを作成し、それをこなしていく理由は、いま自分にできることは全部やっている」と、自分が納得するためではないでしょうか。

 

ですから、「先延ばし癖を治す」というよりも、とりあえずやるべきことに取りかかって、後で普通に休憩をとればいいだけではないのかと、思い直してみてください。

 

先延ばしなんてしなくても、朝一番にTodoリストに着手すれば、休憩時間や一日の終わりに、罪悪感もなく、好きなことをして楽しむことができるようになりますよ。

 

 

まるで大変なことを始めるような心境になり、どうしても結果を出さなければならないようなプレッシャーを自分に与えてしまうと、自分で決めたことなのに反発したくなるような、変な心理が働いてしまうので注意が必要です。

 

余計なことを考えずにひたすらTodoリストをこなしながら、自分の「いい気分」を保つための心のケアやフォローをおこなっていくことを、習慣にしていきましょう。

 

 

あと一つ、「自信がないから」という理由で何かを先送りにしているときにも、注意が必要です。

 

次項で、詳しく説明していきましょう。

― まとめ ―

●先延ばしをする人は、そうしたいからしているのであって、「その癖を治したいのに治らない」のではありません。
●どうしても先延ばししたくなった時には、その気持ちを利用してできるようなことを、するようにしてみてください。それはとても有効な時間になります。
●「先延ばし癖を治す」というよりも、とりあえずやるべきことに取りかかって、後で普通に休憩をとればいいだけではないのかと、思い直してみてください。

 

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