「時間の使い方について」の論

 

「時間を有効に使う」ということは、
「短時間で、いかにたくさんのことをこなすか」ということではなく、「短期間に、どれだけ進めるのか」ということである。

 

短期間に、進める人になろうとして欲しいと思う。

 

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明日死んだとして、後悔しないのかどうか。

あなたの想像力を働かせ、上には上がいる・前には前がある・次には次がある・先には先があると知りなさい。

あなたが、ゆっくりだらだらとしているときには、そういうことがわかっていない。

 

赤ん坊が、いつまでもいつまでも赤ん坊のままで10年を過ごそうとしていたのだとすれば、「このままではいけない」とわかるようになるのだろうが、あなたの年齢でいろいろなことを考え、「このままでいいのかどうか」ということを知るためには、想像力を働かせるしかない。

あなたが、人生の全体を考え、このまま時間を有効に使うことができず、明日死んだとして、後悔しないのかどうかを考えてみるしかない。

 

井の中の蛙が大海を見ていない状態になっていないかどうか・天井の低い場所でこれがてっぺんだと思っていることがないかどうか・もっと上を目指したくはないのか・もっと頭を使いたくはないのか・もっと全体的に満足度を上げた自分になりたくはないのか、それを考えてごらんなさい。

そうした想像の中、あなたが馴れ合いの生活を離れようとするその心が、もっと上を目指す心となって、時間の有効な使い方を考える動機となる。

 

もしもあなたが未来に、その広い世界と楽しい生活を目の当たりにしたならば、そのときにはこう思うのだろう。

もっと早く時間を有効に使っていればよかったと。

そのときになってしかわからないこととして、あなたが想像力を働かせるか否かの話になるのである。

 

本当は、何もせずにだらだらと一日を過ごしているほうが、楽なのかもしれない。

本当は、いまのやり方を続けて、「苦労しているのだ」と文句を言っていたほうが楽なのかもしれない。

本当は、現在が一番いいのかもしれないし、無難な方向に行くのが一番いいのかもしれない。

 

だが、想像してごらんなさい。

あなたの知らなかった大海が、目の前に広がっている姿のことを。

 

もしもその瞬間が未来にあるのだとしたら、あなたはいま、何をするべきなのだろう。

何をおこなうことが、有効に時間を使うことになるのだと思う?

 

その作業とも言える行動が、あなたを未来に導くのだとすれば、何をするのかと聞いている。

その行動なくして、欲しい未来がそこに現れると思うのだろうか。

 

これは、そのように考えてみるのかどうかという問題に過ぎず、想像してみるのかどうかということに過ぎず、上を目指し前を向いて、歩くのかどうかという判断に過ぎない。

そういったことを、淡々と考えてみるだけでいいのだと思う。

 

余計なことを嘆いたり、どうせダメだと恐れていたりするのは、時間の無駄というものであろう。

あなたも、考えてみて欲しいと思う。

 

さらに理解を深めるために、次項にも語ろう。