「友達について」の論

いい気分ドットコムの秋元ユキ(@yuki_i_kibun)です。以下、私が通訳できるスピリチュアルな存在のメッセージを掲載しています。

あなたは、「友達が欲しい」と言う人を見て、どう思う?

「友達をつくる意味」とは、何だと思うだろう?

 

「友達ができない」と言って悩んでいる人は、友達を、「必要不可欠な人物設定」のように考えている。

友達というのは、「一生の友達」のことを考える人が多い。

それは、どうしてだと思う?

 

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簡単にできて、簡単に離れ離れになる。

「友達ができた」というのは、一時的なことかもしれないし、一生のことかもしれない。

なのに、延々と一緒にいてくれる友達が、延々と味方してくれるものとして、考えるのがいいと思うだろうか?

 

友達の何たるかを知る前に、「ああ、友達が欲しい」と言うときには、ただの便利なペットやロボットが欲しいと言っているような状態に過ぎない。

友達というのは、「いたら便利な者」ではない。

お互いに自分のことをおこないながら、「他のことを知る」ということのできる関係に過ぎない。

 

うまく友達をつくれない人や、友達が気に入らないことをすると言って怒っている人は、必要以上に友達関係というものを意味のあるものにして、もがいている状態に過ぎない。

「友達が欲しい」と思う人は、よく聞いて欲しい。

 

友達は、あなたの所有物ではない。

あなたが、好きなときに便利に呼び出せる者でもない。

あなたが悩んでいるときに便利に動いてくれる者でも、悲しいときにそばにいてくれるペットのような存在でもない。

 

何でも話すことのできる、おしゃべりロボットではない。

あなたと同じ時間を過ごすことのできる、あなたと同じ人間。

あなたは、その人を尊重しなければならない。

 

その人をよろこびに導き、お互いに高めあう努力をしなければならない。

つまり、あなたとはまったく考えの違う性質をもつその人のことを、認めるということをしなければならない。

 

遠く離れるにしても、近くにいるにしても、お互いがまた会おうという気持ちになるようなつき合いをしなければならない。

そういったことを理解しながら、あなたはあなたのことを、そして友達は友達自身のことを考えて生きるに過ぎない。

 

友達関係というのは、「対等」を意味するもの であり、「依存する者」でも、「頼りにする者」でもない。

「対等」と言える状態にない人は、友達を失っていくことになる。

自分が、相手を対等とみなし、相手を同じ人間として尊重するのかどうかというところを、考えてみて欲しい。

 

そのように理解している人は、「友達が欲しい」などとは、言わない。

「友達になれる人が、一人でも増えるとうれしい」と言うのならわかるが、まるで、おもちゃを欲しがるかのように「友達が欲しい」と言うということは、むしろ「友達になる気がない」と言っているようなもの。

そういう勘違いをしている人には友達ができないため、「友達が欲しい」と言って嘆いているばかりとなる。

 

友達というのは、誰かがあなたのことを「友達だ」と言ったなら、友達なのだと思わないだろうか?

だとすれば、そんなに難しく考えなくても、友達はつくれると思わないだろうか?

友達というものは、離れようがくっつこうが、それはそれで、かまわないものではないだろうか。

 

恐らく、一生を共にする人などいない。

そう言えると思う。

友達というのは、次々と移り変わる人間関係の中、「あの人とまた会いたい」と言えるような仲にあるのではないだろうか。

 

友達にもいろいろな事情があり、あなたにもいろいろな事情がある。
そういったことを気にせずにつき合えるのが、友達。

あなたが、そう言われたら、うれしいと思わないだろうか?

 

私は、友達については、こう思う。

友達というのは、あなたが思うよりも、簡単にできる。
それに、簡単に離れ離れになる。

だけど、それでいいのだと。

 

友達が幸せならば、それでいい。

そう思える人には、友達が増える。

それから、お互いが、お互いを求めるために必要なのは、あなた自身の成長を考えることである。

 

友達は、友達自身のことを考えるようにしてあげようとすること。

なかなか会えない友達であっても、あなたが友達だと思うのであれば、友達は友達。

あなたが、「友達ではない」と言われたのだとしたら、友達ではないのかもしれないけれど、あなたが友達だと思っている人には「そう思っている」と伝えればいいだけのこと。

それだけのことを、難しく考えないこと。

 

あなたは、どんなときにも友達を増やすことができるし、それに友達は、友達の事情をもっている。

そのように、お互いのことを考えられるように、ある程度の距離をもって接するのが、本当はうまくいく。

 

参考にして欲しいと思う。

さらに理解を深めるために、次項にも語ろう。

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