「あなたらしく生きる」ということを、考えて欲しい。
「わからないこと」を、考えて苦しむという傾向をもって、そこにいる「自分」に気づいて欲しいと思う。
あなたには、「課題」となることを、次々と見出すことが起こる。
「与えられた課題」についての理解を深めることが、必ず必要になるのである。
あなたの「生き方」を、決めようとすること。
あなたには、いま「課題」となることが、与えられている。
「課題」となっている、その「出来事」への対処に精一杯となるとき、あなたは幸せとよろこびへの道を見失う。
そして、どこにその「課題」をこなす意味をもつのかという、理由を探すだろう。
「そこにいることの意味」を、理解したいとあなたは思う。
しかし、「あるはずのもの」が、そこにはない。
あなたは、どう思うのだろう?
「あるはずの何か」を求めても、見つからない。
どうすればいいのかが、わからない。
あなたの「本当の道に出逢いたい」とあなたが思うたび、あなたは混乱する。
―――なぜなのだろう?
その答えを考え、行動することにより、あなたの「そこにいる意味」を見出すのが、あなただからだ。
「そこにいる意味」というものを、「どこかに存在する」としないのであれば、あなたは理解し始めるだろう。
それを「決定」するのが、「そこにいる意味」ではないのかと。
あなたの「決定」を、満足させることを、考えて生きて欲しい。
あなたが生きていく中、あなたのことをゆっくり理解するような考えをもち、あなたの「生き方」を決めようとして欲しい。
あなたは、「あなたらしくある」ということについて考えるべきであり、あなたでなければ、あなたが創っていく人生を、満足させるものにはできない。
あなたが理解しようとするのは、「わからないこと」でなく、あなたが少しなりとも理解できそうなところでなければ、始まらない。
現在の「自分」を見て、「こうであればいい」と思えるものだけを、あなたは理解することができる。
あなたの生きている中の、「この部分を、こう変化したい」とすることだけを、理解できるものと考えてみて欲しい。
そうであるならば、どうするのがいいのか?
あなたがその変化を味わうためには、どう考えればいいのか?
変化させたいことが変化しないとして、あなたにとって楽になれる方法とは、どんなものであるのか?
「なぜそこにいるのか」を考えようとしても混乱するが、「そこにいる者」として、どうするのかを考え始めれば、見えてくるものは必ずある。
あなた自身の考えをもって、あなたが人生を創っていくことの、よろこびを知って欲しい。
あなたがこれから、理解できるはずのことを、きちんと理解しようとして欲しいと思う。
さらに理解を深めるために、次項にも語ろう。