『5分でいい気分になれる講座』は、根本的なストレス解消法や対処法を知り、いい気分でいることを選択したいと感じているあなたのための講座です。
このページを読むと、あなたが過去の嫌なことを忘れる方法・思い出すのをやめる方法がわかりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
前項までに「本当のストレスの原因」や「本当にストレスをなくす方法」について解説させていただいておりますので、まだの方はこちらを先にお読みください。
最初にお話しておきたいのですが、嫌なことを忘れると言っても、記憶喪失になるわけにはいきませんよね。
ですからこの講座では、嫌なことを思い出している時間を、できる限り短くしていく方法や案をご紹介させていただきます。
もちろん、私にはわからないこともたくさんありますので、前項と同様に、スピリチュアルな見解もお話させていただきます。
なぜそういったお話ができるのか・・・スピリチュアルな存在とのエピソードはこちら
私は2009年から、スピリチュアルなお悩み相談のお仕事をしています。
YouTube動画でも解説しています
『スピさまと秋元ユキの部屋』チャンネルで、より詳しく解説しています。
【動画目次】
00:00 見どころ&オープニング説明
02:58 「嫌なこと」に焦点を合わせない
05:28 嫌なことを忘れることができない本当の理由
08:13 嫌なことを忘れる方法
10:48 思い出すのをやめる方法
「嫌なこと」に焦点を合わせない
「嫌な人」のことや「嫌な状況」または「嫌な過去」に関心を向けて、嫌なことを考え続けている・・・ということはありませんか?
あなたが嫌なことからは関心をそらし、焦点を合わせないのが正解です。
なぜなら、それはあなたにとって「嫌なこと」なのですから。
いつもの嫌な思考を変えていく
あなたが本当にストレスをなくして「いい気分」になりたいのなら、
「嫌なこと」について考え続けようとするのをやめて、「嫌ではないこと」に頭を切り替えようとする必要があります。
つまり、「嫌なこと」には無関心になること。
嫌なことをじっと見ていたら、本当に嫌な気分になり、身体も悪くなる・・ということが起こってしまうので、自分を守るためにも「直視し続けないこと」がとても大切になります。
これは、「嫌なことから逃げる」のとは、まったく違うのです。
あなたの「嫌なこと」について、あなたがいつも同じように嫌な思考を繰り返しているのだとすれば、まずはその思考を変えていくことにしましょう。
そうすることが難しいと思うのだとすれば、それはあなたが「望んでいること」について考えようとしていないからです。
ストレスが生まれるのは、あなたがそこから前に進もうとせず、本当は考えたくもないことを考え続けているからです。
嫌なことや、嫌な人・あなたが望まない状況について、「考えては否定する」という行為を頭の中で繰り返しているからなのです。
あなたが「望んでいないこと」を考えてしまっているのだということに気づいたなら、その考えからは関心を移そうとしてください。
とはいえ、難しいのです。
そうは言っても、嫌なことや嫌な過去・・・トラウマになっているようなことを忘れるのは、とても難しいものです。
あなただけではなく、みんな嫌なこと、たくさん思い返して考えています。
一日のうちに嫌なことを考えずにいられる人間なんて、この世に存在していないと思います。
だけど、あなたの生活から余計なストレスがどんどんなくなっていき、あなたにとって「本当に有益なことを実行している」と実感できる時間がどんどん増えていったなら、どんなに素晴らしいことか想像してみてください。
この講座は、そんなふうにあなたが「いい気分」を実体験できるようになることを応援しています。
ですから、「嫌なことを考えている時間」を、できるだけ短くしていきませんか?
他の人と比べて・・・ではなく、自分史上最短にしていくことにしませんか?
いい気分でいるコツや、「どうしてできないのか」といった本当のことを知り、だんだんできるようになっていきましょう。
順番に、ご説明していきます!
過去の嫌なことを忘れる方法
前項でもお話した通り、まずはあなたが「ストレスになるような思考のパターンを変えると、決める」ことが大切になります。
ですが・・・ここで一つ、あなたに確認していただきたいことがあります。
過去の嫌なことなんて忘れてしまいたいと思っているはずなのに、なかなか忘れられない・・・そんな矛盾した気持ちが、そこにはありませんか?
本当は、嫌なことを考えていたい気持ちが・・・
あなたにはあるのではないでしょうか?
忘れたくない本当の理由
ネガティブなことばかり考えている人や、すごく悩み続けてる人の中には、なぜかそうしたくてしているように見えてしまうところがあったりしますよね。
なぜそうなるかと言うと、実は・・・
「嫌なこと」の中に、「嫌ではないこと」が含まれているからなのです。
ここがややこしいところなのですが、「嫌なこと」というのは、100%全部が嫌・・・というわけではないことも多いのです。
100%の中に、ものすごく魅力的なものが一つ含まれていると、人は混乱してしまうものですよね。
例えば恋愛で、とても魅力的なところを好きになったはいいけど、性格が合わない・・・となったときに、その一部分の魅力がものすごいジレンマになったりするものです。
失恋したときには、その一部分が忘れられずに苦しむ・・・ということが起こったりします。
そのように、人間は100%のうちの、100%が嫌というわけではなく、数パーセントは「考えたいこと」だったりするのです。
自分にとって必要だと思ったり、克服したい何かであったり、自分に足りないものであったり・・・というものがその一部分に含まれていると、「忘れたいわけじゃない」と感じてしまい、とてもややこしくなってしまうのです。
ですから、「嫌なことを忘れることができない」と思うときには、何パーセントかの「自分が忘れたくはないこと」のほうが忘れられないのであって、それ以外の嫌なことは本当は忘れたいのだ・・・というふうに捉えるのがいいと思います。
「忘れることができない」のは、本当は、一部分なのではないでしょうか?
その一部分が、自分にとってまだ克服できてないところ・・・すごく悔しかったとか、とても心に残っているとか、そんなふうに感じるから、「嫌なことが忘れられない」と錯覚してることが多いのです。
忘れられる自分になるには
上記のように心当たりのある場合は、その「忘れられない一部分」を消化・克服できたなら、きっと忘れられるというふうに考えてみてください。
それを目標にして、そっちのほうを考える・目標を叶えることのほうを考えていく・・・ということをおすすめします。
その忘れたくない部分というのは自分の問題であって、他の人や過去の問題ではありません。
「現在の自分がまだできていないこと」という問題になりますので、今から過去に戻ってどうしようもできないからもうダメだと思う必要は、まったくないのです。
悔しいとか忘れたくないと思うことがあるのなら、それはきっとこれからの自分の努力次第で、その過去の自分を超える・自分が克服したかったところを克服できる部分だと思います。
過去に戻って何かをするということはできなくても、「できなかったことができる自分になる」ということは、不可能ではありません。
ぜひそれを、あなたの現在の目標にしてみてください。
そういったことが克服できたとき・目標が叶ったときに、その過去を思い出してみると、不思議なことに執着心がなくなっている自分に気づくはずです。
それがあなたの、本当に「嫌なことを忘れる方法」であると言えるのです。
そういったことを目標にもせず、嫌な記憶を思い返してばかりで、克服できていないことがあり続けると、ずっと悔しかったり後悔したり・・・ということにもなり得ます。
ですから逆に言えば、「これを目標にするために、この過去の嫌なことがあったのだな」というふうに捉えて、目標を叶えようとするほうがいいのです。
過去の人や過去の状況のことばかり考えてしまう場合は、「自分があの時こういうふうにできてたら」とか「こういうふうになれるんだったら解決するのに」というようなことがそこに含まれていて、その部分を放っておくのを現在の自分が嫌がっているのではないかと考えてみてください。
「自分がいま過去に戻ったとして、いまだったらできるし、あの過去とは全然違うようになるはず」・・・というふうに思えるようになれば、いまのようには考えなくなりますので、ぜひ試してみてください。
思い出すのをやめる方法
目標を叶えようとして奮闘している期間が長いと、どうしても嫌なことを思い出してしまう・・・ということが起こるかもしれません。
過去の嫌な部分だけ、記憶を消去してしまえる方法があればいいのですが、そうはいきませんよね。
「思い出すのをやめる方法」というのは、ないものなのでしょうか?
スピリチュアルな見解によると、前項でもお伝えしましたが、やはり「嫌なことというのは、あなたの人生に半分あるということをまず認めたほうがいい」・・・とのことです。
すごく単純なことなのですが、嫌なことを思い出さないようにすることができないと感じるのなら、「できない」と認めてしまったほうがいい。
「これからもきっと嫌なことを考えてしまうのだろう」と捉えるほうがいいこともあるようです。
なぜかというと、「抵抗するから余計に考えてしまう」ということが、起こってしまうからです。
抵抗しない斬新な方法
例えば、あなたがどうしても嫌なことを忘れられず、思い返してしまっているときに、
「じゃあ、これから5分間考えよう」と決めたら、どうなるでしょう?
時間を決めることが重要なのではありません。
何か作業をしながらとか、家事をしながら考えてしまっている場合はその手を止めて、
「よし、これから5分間、本格的に嫌なことを考えよう」
・・・そうしようとすれば、考えたくはなくなるのではないでしょうか・・・?
これまで「考えないようにしよう」とか「思い出さないようにしたい」と考えてうまくいかなかった場合は特に、このやり方を試してみてください。
「この嫌なことを、考えたいだけ考えよう」
「あの嫌な記憶を、今日一日じっくり考えてみよう」
そんなふうに考えてみたほうが、「なぜそんなことしなきゃいけないんだ?」と我に返ることができるのではないでしょうか。
「してはいけない」と言われると、人はしたくなるものです。
自分の思考もまた同じで、「そう考えてはいけない」とか、例えば「鼻の頭を掻いてはいけない」と考えると、痒くなったり反発したくなったりするものなのです。
そういうときは、自分を反発させないように持っていく方法というのを、知っておくことが大切です。
嫌な記憶を思い返したくないのであれば、「考えない方法」を探ろうとするのではなく、「あまのじゃくな考え方を止める方法」を実行してみること。
「とにかく今やっていることの手を止めて、嫌なことを考えよう!」・・・としてみたら、嫌な思考は止まりやすくなります。
私はこの方法で本当に変わりましたので、あなたもぜひ試してみてください。
自分に合う方法を探っていこう
嫌なことをできるだけ思い返さずに目標に向かえるよう、自分に合いそうな方法を探ろうとしてみてください。
例えば、「嫌なこと」を紙に書き出して、「もう書いたからわかっている」と納得する方法もあります。
それから、自分が本当に考えたいことを壁に貼って、読み上げるという方法もあります。
身体が疲れていたり、体力が落ちていたり、体調が悪いときには、「嫌なこと」を考えやすくなってしまうので、注意が必要です。
体力を回復させることも大切ですし、本当に自分が考えたいことを考えるということができなくなっているときには、「考えたいことはこれですよ」と声に出して、何回も自分にわからせてあげることが大切なのです。
自分の脳みそに、「自分が考えたいことはこれ」と耳から聞かせることによって、自分で自分の頭にきちんと植えつけるのが一番早い・・・そうですよ。
いい気分ドットコムのYouTube動画では、スピリチュアルな見解について、もっと詳しくお話しています。
あなたに一番合う方法を見つけるために、いろいろ試してみてください。
これからもたくさんの「いい気分でいるコツ」や、「いい気分になる方法」をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、今後あなたの「気分」が悪くなってしまったときに、一番最初に思い出していただきたい「ストレス緊急対策」として活用できるよう、『5分で気分が良くなる対策』に進んでいきます!
あなたがいい気分でいること、それが目標です。