あなたは、自分の心の中から生まれてくる「感情」について、どのように理解しているでしょうか。
「感情」は自然に沸き起こり、あなたに何かを伝えようとしています。
「いい気分」になれないときには、ネガティブな「思考」に注目するのではなく、あなたの大切な「感情」に注目してみましょう。
このページを読むと、いい気分になれる新しい習慣をつけていくことができるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それから、「思考は脳みそで考えているけれど、感情はいったいどこから来ている?」といったことについても・・・知りたいですよね。
そういったことは普通ではわからないと思いますので、この講座ではスピリチュアルな見解についてもお話させていただきます。
なぜそういったお話ができるのか・・・秋元ユキが通訳することのできるスピリチュアルな存在(スピさまと呼んでます)とのエピソードはこちら
私は2009年から、スピリチュアルなお悩み相談のお仕事をしています。
「感情」のほうに答えがある
私たちの中には「どうとらえればいいのかわからないもの」が、2つ存在しています。
一つは「思考」・・・そしてもう一つは、「感情」です。
両方とも、目に見えないものですね。
だけど、「思考」と「感情」どちらかに注目するのだとすれば―――
おすすめしたいのは断然、「感情」のほうなんです。
「感情」は私たちにとって、「そこを中心とするべき」とも言える、とても大切なものなのです。
「感情」は、何を訴えている?
さて、『超図解!「いい気分」になれる頭の中』の項で学んだこと・・・図解したイラストのことを、覚えていらっしゃるでしょうか?
今回も、下の一枚の図を見ていただきたいのです。
「感情」は、「思考」とは別の場所にあります。
「思考」はあなたの頭の中に、そして「感情」はなぜか、胸の辺りにあると感じませんか?
あなたが「感情」に注目するためには、「思考」に注目していることを、やめなければならないでしょう。
目を閉じて、あなたの「感情」をじっくりと味わってみてください。
あなたの「感情」が、あなたに何を訴えようとしているのか、耳を傾けてみましょう。
「思考」に注目しているとき、あなたの目は「外」を見ています。
あなたの悩みや問題について、外的なものが原因であると考えてしまうのは、このためです。
外的なもの、つまり「あなた以外のもの」「コントロールできないこと」を見ながら考えていて、苦しんでしまう・・・ということが起こるのです。
一方、「感情」に注目しようとするとき、あなたの目は「内」に向かいます。
つまりあなたは、そのときにはじめて、「あなたが唯一コントロールできる自分という存在」を見ることになるのです。
「思考」と「感情」がうらはらなときには、『本心』とか『本音』という言葉があるように、必ずあなたの心・・・「感情」のほうを本当としてとらえることができると思います。
つらいとき・困っているときには、「思考」よりも心の中・・・『本当はなぜ自分はこのようにつらかったり困ったりイライラしたりしてるんだろう?』というところを見ると、いろいろなことがわかるようになってくるはずです。
何かイライラしていたり、ストレスが溜まっていたりするときには「思考」でずっと考え続けるのではなく、否定的な「感情」を眺めてみれば・・・あなたがとても傷ついていたり、悲しんでいたりすることに気づくでしょう。
そこに、あなたが「本当に望んでいること」が見つかるはずです。
あなたの心の内側に、あなたにとってとても大切な望みがあるのだということに、早く気づいてみてください。
YouTube動画でも解説しています
いい気分ドットコムのYouTube動画で、より詳しく解説しています。
【動画目次】
00:00 見どころ&オープニング説明
02:38 「感情」のほうに答えがある
06:55 本当に望んでいるところに向かう
09:16 「感情」というものの正しいとらえ方は…?
本当に望んでいるところに向かう
いま、このときから、とても大切なことを始めてみましょう。
あなたがどう感じているのかということを何よりも大切に考え、「望んでいること」をしようとし、一日のうちに「いい気分」でいられる時間を、増やしていくということです。
前項でも「何もしなければ雨はやむ」というお話をさせていただきましたが、ネガティブな思考をしてしまいがちなときには、その「思考」に対して何かを働きかける必要はありません。
つまりあなたがそういったネガティブな「思考」にとらわれている時間を何にすり替えるのかという、そこが大切なのです。
そこを理解するためには頭で考えるのではなくて、自分がどうしたいのか・・・本当は何を進めていきたいのか・本当に望んでいることは何かという、自分の心の中にあるものをきちんと理解して、そちらのほうを進めていく必要があります。
そうすると、「思考」のほうをなんとかしなくても、きちんと自分が望んでる方向に向かうことができるようになるのです。
自分が望んでいることを、あまり深く考えないでやり始めることができるようになると、本当に生活が・・・いえ、人生が変わりますので、あなたもさっそく始めてみてください。
「感情」というものの正しいとらえ方は…?
スピリチュアルな見解によると、
「心」と「感情」というのは、違うそうです。
「心」というのはこの場合「ハイヤーセルフ」のことを表している言葉だそうで・・・「感情」というのは、そのハイヤーセルフの「心」を受けて、私たちが感じているものだそうです。
→ハイヤーセルフとは?
私たちは本当は「自分がこうしたい」ということは常に理解できているので、じつはその「感情」を見ないようにするために「思考」を動かしている・・・といったことがよくあるようです。
「感情」というのが非常に繊細にあなたを揺さぶるものであるため、「思考」でごまかそうとするような矛盾した態度が起こったりするけれども、本当は理解できているからこそ、見ないようにした、ごまかしたり・・・ということが起こるのだそうですよ。
いい気分ドットコムのYouTubeでは、動画の後半で、スピリチュアルな見解についてもっと詳しくお話しています。
あなたが「いい気分」になれることをしようとし、「いい気分」になれないことについては『いまは考えない』という選択が必要なときもある・・・ということを理解してみてください。
次項で詳しく説明していきましょう。