私たちは、それぞれの理解と楽しみを求めて、人生の旅をしていると考えてみてください。
あなたの旅を進めるためには、あなたが、あなたの心を満たしていくことを「目的」とし、それに沿って物事を考え、行動する必要があるのだと考えてみましょう。
1日の始まりは、旅の再開であり、あなたが、今日を再び歩き始めようとするときです。
あなたの旅を今日、どのように進めるのかということを、1日の最初に確認してみましょう。
昨日と同じではない、今日にしよう。
今日の日の歩みを、進めようとするのか、ほんのわずかも進められずに終わるのか、決定するのはあなたです。
体調が良くないときには無理をしないようにし、良くなってから、できることをおこなっていきましょう。
心と身体の調子をアップさせていくことを、目指してください。
1日の始まりの「思考」を整えるようにすることで、あなたはその日1日のあり方を、必ず変化させることができます。
昨日と同じではない、今日の歩みを得られる結果にしようと考え、朝を始めてみましょう。
そのためには、前日の夜までに、朝の準備ができていることも大切になります。
何をするのかまったく決まっていない状態ではやる気も起こりませんから、リストに書き出して、具体的におこなうことを決めておきましょう。
その際には、優先順位を決めて、あなたが真っ先に取り掛かるべきだと思うところから、取り掛かるようにしてください。
(「始めること」を迷わない 参照)
多くのことは、継続することによってこそ、より良い方法や、自分なりの工夫の仕方が理解できるようになっていくものです。
いろいろな知識を取り入れていくことも、必要になります。
いつもの朝・いつもの気持ちを、より良く変えていくことを習慣にし始めましょう。
今日の日を、できる限り楽しく過ごすために、何を考え、何を考えないようにするべきか、あなたが判断するのだということを、忘れないでください。
あなた自身のために、あなたが楽しくできそうな何かを1つ、行動してみて、楽しもうとしてみること。
楽しくない考えをなくせる方法を1つ、探してみて、楽になろうとしてみること。
不愉快な気持ちになるような考えを少し、変えてみて、いい気分になろうとしてみること。
そういった工夫を、重ねようとすることが大切です。
(関心を向ける対象を変える 参照)
あなたが、今日の1日をまず「楽しんでみよう」と考え始めることをしなければ、どんなに求めても、「素晴しい毎日」は、やって来ません。
今日できなかったことは、明日のリストに加えて、眠りにつきましょう。
毎日が、あなた自身への挑戦 になるのです。
何ができなかったとしても、あなた以外の人の問題にはなりません。
頭の中に浮かんでくるネガティブな「思考」に対しては、昨日とは同じではない態度で臨もうとする意思をもってみてください。
次項で詳しく説明していきましょう。