「ダイエットをしないで痩せる・・・?
そんな、夢のようなお話が本当にあるわけないよ。」
―――もしもあなたがこのような考えをもっているならば、あなたは、永遠に痩せることはできません。
なぜなら、人間は「ダイエット」をすれば太ってしまうからです。
考え方を変えた人の減量は失敗しない
私がその驚くべき事実を理解できたのは、ずいぶん昔に読んだ、この本のおかげです。
ヘルスクラブを経営していた著者は、20年以上もの間、「太った人たち」について研究し、彼らをスリムにする方法を見つけようとしていました。
しかしある日、ひらめいたのです。
スリムになりたいなら、太った人ではなく、スリムな人の研究をするべきなのだと!!
そして「スリム体質」でいる秘訣を見つけだしました。
スリム体質の人は、太りすぎの人がしない簡単な4つのことをしている。
そして、決してダイエットをしない。
筆者はついに「ダイエットしないで痩せる方法」をあみだしました。
「考え方を変えた人の減量は、絶対に失敗しない」ことを証明したのです。
「いい気分ドットコム」では、
「5分でいい気分になれる講座~イライラ・ゆううつ・苦手な人にさようなら!~」というコンテンツでストレスと「思考」の関係について詳細に説明していますが、ダイエットにおいても、「思考」を整えることこそが、とても大切なことなのです。
スリム体質の人が物を食べるときにしている4つの基本的なこととは、
- 空腹なときだけ物を食べる
- 自分が食べたい物を食べる
- 口に入れた食べ物のひと口ひと口を味わって食べる
- 空腹でなくなったら食べるのをやめる
このシンプルな事実に基づいて、あなたの「考え方」を、スリム体質の人らしく変えるために必要なことを、理解してみましょう。
スリム体質の人は、「おなかがすいたから」という理由以外に食べ物を口に入れることはありません。
スリム体質の人は、おなかがすいていないときには、食べ物のことを考えないのです。
スリム体質の人は、「残さず食べようクラブ」には、興味がありません。
スリム体質の人は、自分の食べたい物を食べますが、幸福感を得るために物を食べることはありません。楽しさや幸福感を得たいときには、それを与えてくれる何かをします。
さて、あなたは、「スリム体質の人」でしょうか?
「スリム体質の人」がどのように考えているか、理解することができますか?
減量をするために、どんなダイエットをしよう方法をとろうか・・・と考える前に一度、冷静になって自分のことを見直してみましょう。
もちろん、増えてしまった体重を減らすためには運動をしたり、カロリーの高いものを食べ過ぎないようにする注意も必要ですが、何より大切なのは「思考」を整えるということなのです。
・・・とはいえ、
頭ではわかっているんだけど、ついついお菓子やごはんや麺類をドカ食いしてしまって、やめられない!
・・・というあなたへ。
それは、もしかしたら
糖質(甘い物・炭水化物)中毒の症状
に気づいていないのかもしれません。
簡単に説明しますと、甘いお菓子や炭水化物を食べることによりインスリンというホルモンが出て、その後血糖値が下がるため、再び甘い物や炭水化物を求めてエンドレスになる・・・という、悪循環に陥っている可能性があるということです。
近年、話題になっている糖質制限 のことをご存じでしょうか?
糖質制限をすることにより、身体が健康になり、お腹いっぱい食べつつ、きちんと体重が落ちるようになる方法があります。
糖質制限については、バランスのよい食事を推薦する観点から、賛否両論あります。
痩せたいからと言って「糖質を抜くダイエットさえしていればいいのだ」と考えてしまっては本末転倒なのですが、糖質中毒の症状を自覚されている方は、参考に知識を得ようとしてみてください。
カロリー制限をして痩せようとしても、結局は我慢しきれずにリバウンドしてしまう・・・ということになるのは、そもそも身体がきちんとした栄養を欲していることを無視して、体重を落とそうとするからですよね。
やみくもに無茶なダイエットをしようとしてもうまくいかないということは、誰もがわかっているはずです。
だからまずは無理をしようとするのではなく、正しく知識を得て、行動してみてください。
つまり、結局のところ、何をすればきちんと痩せるのかというと、、、
早起きして、3食バランスのよい美味しい食事で満足しながら、よく運動をして、よく眠る。
・・・という、本来あたりまえのことができていれば、太る理由はなくなります。
ただ、私たちはこのあたりまえのことをおこなうことが、しばしば難しく感じてしまうため、「手っ取り早く痩せたい」と考えて、間違った方法を繰り返してしまうのです。
正しい知識や情報を得ることにより、何をやってもダメだった体重が落ち始める瞬間は、必ずやってきます。
まずは、あなたの思考を整理し、気持ちよく生活することを目標にしましょう!