「内なる声」からの回答その12

いい気分ドットコムの秋元ユキ(@yuki_i_kibun)です。まずはYouTubeと、LINE会員に登録♪

いい気分ドットコムのYouTube

秋元ユキです。( ̄▽ ̄)ノ
ハイ。それでは、今回も
「内なる声」からの回答、さっそくまいります!

ワタシ:10月分の質問も、終わりに近づいています。
どんどん回答していきたいのですが、よろしいでしょうか?

内なる声:どうぞ。

<質問>
質問するか、かなり躊躇しましたが、もう何年も悩んでいる事柄についてやはりお伺いさせていただきます。 ある人に精神的にも肉体的にも傷つけられました。 何度も屈辱的なことをさせられたし、大量出血にいたり死に掛けました。 年月をかけて、その相手に私がどんなに苦しんでいるか伝えて、彼も反省はしているようです。 しかし、私の失った年月、なんとか自分なりに前向きになろうと努力してきたことなど(それがあまり報われていないため。根に許せないという気持ちがあるからだと思います)を考えると、自分自身を苦しめる悪循環とは思いつつ、何もやる気がせず、辛い時間を過ごしています。 特に彼は外面がいいので(私の前ではよく他人に対して口汚いことを言うので、私が時々たしなめるくらいです)それも私をいらいらさせます。 そんな人とは縁を切ればいい、とわかっていますが、上述のように「被害者」であることに執着している自分がいます。 一般的な回答でかまいません。 私のほかにもきっともっと辛い「被害者」の方もいらっしゃると思います。仮に加害者が表面上は反省しているとしても、被害者はどのように自身を許し、加害者を許すことができますか。加害者の方がつらい、などという台詞も聞くことがありますが、私の身近にいる例の人はのうのうとやっています。 これもカルマだと受け入れて生きていくしかない、のでしょうが、「怒り・許せない」という気持ちを抱えていてはどんなプラス思考も現実に反映されず、気落ちする悪循環です。 もし、いつかヒントをいただけるのならぜひお願いいたします。
のの 10/26 19:29

ワタシ:この質問に、お答えください。

内なる声:まず、あなたは、「許せない人」がいる?

ワタシ:私に聞いているのですか?

内なる声:そう。「許せない人」が、あなたにもいるね?

ワタシ:・・・はい。そうですね。

内なる声:では、あなたはいったい、その人からの「被害」について、どのように考えようとしているのか、答えなさい。

ワタシ:「ポジティブに考えよう」とするのが、難しいのを知っています。これは難しい。
「被害」とも「加害」とも考えていません。「許さなければならない」とも考えていません。
「怒り」は、心に残ります。わかっているのは、その苦しみは、相手が変化することにより、克服されるのではなく、自分が「克服したいこと」がそこにあるのに、「まだ克服できていない」から、こだわり、同じことを呼び寄せ、「相手を変化させることができない」という怒りにすりかわったまま残っているのではないかということ。
自分が成長し、こだわっていた部分を克服することにより、「許せなかった人」が「どうでもいい人」に変わった経験も、たくさんあります。そうなるともう、ほとんど考えなくなるのを知っています。
相手に「許せない」と思っている部分は、自分が「克服できていない部分」へのこだわりです。そのテーマが大きく、複雑であるほど、苦しみも長引きます。「苦しみをなくそう」と考えると、苦しみます。最もマシになる考えは、自分が「克服できる場所」に向かおうとすることだと考えます。

内なる声:なるほど。「克服する」ということができていないのだとすれば、あなたはそれを、「克服させてくれるために現われてくれた人」だと、考えられるのだね?

ワタシ:「克服できていない」時点では、そのように考えるのは、難しいと思います。

内なる声:では、聞くが、あなたは、なぜその人がそんなにも「許せないこと」をするのだと思う?

ワタシ:わかりません。「許されないことをしよう」としているのではないことだけは、わかります。

内なる声:そう。では、あなたはそれを「克服する」ことを望むなら、あなたができることをしようと思うね?

ワタシ:苦しんだ末に、たどり着く答えは、そうだと思っています。

内なる声:ならば、あなたがしようとしていることは、「今は苦しいが、克服すれば苦しくなくなる」と信じておこなう行動であり、「苦しみ」はなくならないね?

ワタシ:少なくとも、進もうとすれば、「苦しみ」にとらわれるのをやめれます。

内なる声:ならば聞くが、あなたは「もう克服した」と思うまで、とりあえず「苦しい」のだね。

ワタシ:克服しなくても、苦しまない方法があるなら、教えてください。

内なる声:簡単だよ。「何もなかった」と思うのだよ。

ワタシ:うう???そ、それはいったい???

内なる声:「何もなかった。」忘れるようにしなければ、忘れないだろう?忘れなければならない。忘れるのだよ。

ワタシ:その方法とは???

内なる声:「忘れよう。」ほら、忘れたろ?

ワタシ:は、、、はあ。。。いや、うーん・・・

内なる声:あのね、忘れなさい。「許せないこと」を忘れたいのに、「忘れられない」などと、なぜ思う?
あなたが、克服すべき、大切なことは、残る。
しかし、「許せない」と感じた行動や態度・言葉のすべてを忘れるように。
いいかな?暗記しようとする時、何度も反復して、同じことを繰り返し書き出し、覚えようとする。
あなたがたは、これと同じことを、「忘れたい」ことに対して、まるで「覚えておきたい」ことのように、頭の中で反復している。忘れたいなら、記憶を失うことを選び、昔習った方程式を忘れるかのごとく、「重要でないつまらないこと」について、ほうっておき、忘れるようにしなさい。

ワタシ:それができないから、苦しむのでは???

内なる声:できないとなぜ思った?できるに決まっている。

ワタシ:どうしてですか?

内なる声:できる。している人は、たくさんいる。思い出しては、記憶を重ね、まるで昨日のことのように、さっきのことのように、記憶を電話番号のように、残そうとするのをやめる。忘れるようにできているあなたがたの記憶は、ほうっておけば、忘れようとするに違いない。
なぜ覚えておく?わけがわからない。やめなさい。あなたの、大切なことは、消えない。いやなことは、消しなさい。
何度も浮かんでくる記憶を、ほうっているうちに、必ず薄れ、最後に消せる。その努力を、したくないのだろう?

ワタシ:方程式を忘れるのに努力は必要ないですが、「苦しい」ことを忘れるのに、努力が必要なのですね?

内なる声:そうだよ。「記憶をほうっておく努力」を、する気がないのだろう?

ワタシ:「記憶をほうっておく努力」とは、どのようなものですか?

内なる声:「記憶をほうっておく」というのは、あなたが考えていることを、古い方程式と同様に「重要でない」とみなし、捨て去ってよいとする習慣を身につけていくこと。
あなたが重要な宝のように、その記憶を「もっていたい」なら、どうぞこれまでと同じように執着していなさい。そうでなければ、忘れなさい。あなたが大切だと感じることは、残る。
あなたは、「失った年月」という。いま、何をまだ失い続けながら、年月を過ごすことを選択する必要があると勘違いしているのだろう。
わけがわからない。さあ、言いなさい。「わけがわからない。忘れよう。」それでいい。

ワタシ:おっしゃることはわかりますが、簡単ではない。アドバイスはありますか?

内なる声:ない。忘れなさい。離れなさい。死んでもう一度生き返ったとして、あなたは覚えていない。しかし、あなたが言うところの大切な、「克服すべきところ」は残る。あなたは「克服すべきところ」に向かい、なぜそう思ったかという苦しい記憶は忘れること。それが、「苦しみ」を捨て、あなたが向かうべきところに向かえる方法だよ。

ワタシ:つらい記憶を、方程式程度に「重要でない」とみなすのが難しくても?

内なる声:あなたにとって、それほど大切な思い出なのかな?

ワタシ:いえ、全く逆です。

内なる声:それで、「大事ではない」と、見なすことが、難しいと?

ワタシ:理屈はわかりますが、難しい。確かに、努力が必要です。

内なる声:努力しなさい。「ほうっておく努力」。それ以外に、必要なことは、実はない。

ワタシ:「必要なこと」とは、何をする上で?

内なる声:あなたが、向上する上で。あなたが、克服する上で。あなたが、成長する上で。ほかにもある。あなたが、修行する上で。そして、生きていく上で。

ワタシ:つまり、「苦しみの記憶をほうっておく」ことが、最重要事項だとおっしゃるのですか?

内なる声:あたりまえだろう。何をいままで、「精神世界」としての勉強や修行などをしているつもりでいるのか。
「つらいことをほうっておく」ことができないで、なにをもできないと思えばいい。わかったね。

ワタシ:わかったと思います・・・。
どんどん回答していくつもりでしたが、今日は大切なテーマだったので、回答は一つになってしまいました。
ほかに何かありますか?

内なる声:このことについて、わからないことがあったり、納得できないならば、質問してきなさい。わかったね。

ワタシ:以上ですか?

内なる声:これまで。

ワタシ:ありがとうございました。

 

この記事へのコメント(記事更新から30日以内)

  1. のの より:

    秋元ユキ様、内なる声様、
    ご回答ありがとうございました。
    ユキさんが掘り下げて質問してくださって助かりました。
    とても有難く、感謝しています。
    内なる声さんがおっしゃることはごもっとも。
    正直、難しいと感じています。「苦しみの記憶」が足枷になっている、となんとなくわかっているのに執着してしまっているから。努力を自分なりにしているのに思うように進まず、「失った年月」と表現しました。実際に肉体的に絶対安静で居なければいけない時間があったことも、加害者の行為のため。ただ、そんな状況を経験したのも私がどこかで間違ったからということなんでしょう。心底の納得はまだできませんが、自分でせいぜいそう思い込みます。
    そして「忘れる/ほうっておく努力」ですね…。
    話が飛躍するようですが、もめごとやひいては戦争の発端はそういった恨み辛みからですよね。
    (父親を米爆弾に殺されたイラク少年が、泣きながら「アメリカ人を見たら絶対殺してやる」と言っていた映像を以前見ました。)
    ここまで書いて、「ほうって」おければ、まずはよくて、許そうとしなくていいのかな、と思いました。そして嫌な記憶に邪魔されそうになったら焦点を変える、そしてユキさんが提唱するように常にいい気分でいること…。ですよね。
    長々と申し訳ありませんでした。
    どうもありがとうございました。

  2. ちい より:

    いやなことや許せないことって、
    忘れようって決めたとしても、
    やっぱりなんかの拍子に思い出して、
    あーやっぱり許せない。
    って思ってしまいますよね。。
    いやな感情は、そのつど抑制するのでなく解放すると、
    少しずつでも消えていくというような話を
    引き寄せ関係の話で見たことがありますが、
    記憶もそれと同じで、
    脳は忘れるようにできているんだけど、
    一瞬ですべてきれいに忘れるわけじゃなくって
    少しずつなんですよね。
    忘れたい、忘れるって決めた。
    けど思い出してしまった、ってときは、
    あー今脳が忘れてる最中なんだな。
    って思って、今表に出てきて解放されたことで、
    また少し忘れられた!って思うようにして、
    へんに記憶を掘り返すことだけはせずに、
    さーこれは忘れる!って再度決める。
    わたしはこんな感じで、最近やっと何年も引きずっていたものを笑い話にできるようになりました。
    思い出してしまう=忘れていない
    じゃなくて、
    前より少しは忘れられてる!んだとおもいます!
    長々と失礼しました。。
    ただ、相手の悪意で自分がいつまでもいやな気分でいるなんて、
    それこそ大嫌いな相手の思う壺じゃないですか;;
    思わず書き込んでしまいました;
    みなさんの幸せをお祈りしています^^

タイトルとURLをコピーしました