「内なる声」からの回答その30

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秋元ユキです。( ̄▽ ̄)ノ
「内なる声」からの回答です。

ワタシ :よろしいでしょうか?

内なる声 :いいよ。

<質問>
ユキさん、内なる声さま、はじめまして。 過去ログにさかのぼり、とても興味深く拝見しました。
さて、私の「したいこと」の1つは外国語の学習です。 時には勉強が面倒ですが、毎日、少しでも続けたいと思って壁に例文を張ったり、通勤中に耳から聞いたりしています。
しかし、家族は私が勉強しているのが気に入らないらしく、 私が勉強していると、「止めろ」といいます。邪魔されると、 急に「本当に勉強したい」と思い、邪魔されないと「今日は さぼってもいいかな」という気分になります。あまのじゃくですね。
でも心の底では、「勉強すれば、必ず新しい人生と視界が開ける」 とわかっているので、地道に続けようと思っています。 語学では、基礎の勉強は余り楽しくありませんが、実際に外国に行って話すと楽しいです。でも、このサイトを読んでいるうちに、目的よりも、その過程を楽しむことが重要だと見えてきました。「ゴールを目指して、つらい山道を重荷を背負って頑張る」方式よりも、 マラソンのQちゃんのように「走っているだけで楽しいんです!」というほうが魂にかなった鍛錬方法なんでしょうか?「ゴールが魅力的だけど、 途中経過が苦しそうな道」をもっと楽しむ方法があったら、ぜひご指導いただけないでしょうか。
izoo 08/30 01:41

ワタシ :この質問にお答え下さい。

内なる声 :そうだな。まず、なぜそんなに反対されているのかな?あなたにとって、よくないと思われている何かがあるのかもしれないと考えてみたとき、それが何であるか、というところにヒントがあるかもしれないと考えてみることが一つ。
それから、あなたの考えの中、「したいこと」に矛盾があるのではないかと、考えてみるのが一つ。
その二つを考えてみて、何を言おうとしているのかわからないのであれば、あなたが「それをしたいのであるのに、楽しくできていない」と言っているということを自覚してほしい。それを自覚してからでないと、話は進まない。

ワタシ :そうですね。「なぜ反対されているか」ということと、「したいこと」に矛盾があるのではないか、ということについては、私にはわからないことですが、「邪魔される中おこなっている」ということと、「語学では、基礎の勉強は余り楽しくありませんが」ということが書かれていることにより、「それをしたいのであるのに、楽しくできていない」という気持ちがあるのではないか、ということはわかります。
「ゴールが魅力的だけど、 途中経過が苦しそうな道」をもっと楽しむ方法があったら、ぜひご指導 いただけないでしょうか、ということですが、いかがでしょう?

内なる声 :「途中経過が苦しそうな道」というのが何を指しているのかというと、「ゴールを楽しいもの」と考え、「途中経過は楽しめないもの」だと考えているという、一つの矛盾した考えを述べているだけのことであるとわかるだろう。ゴールは楽しいものであるのかどうか、なぜわかるの?

ワタシ :え?えー…この場合ですと、「実際に外国に行って話すと楽しい」ということが、わかっているからだと思います。「ゴールを楽しいもの」と考え、「途中経過は楽しめないもの」だと考えているのは、「矛盾した考え」なのですか?

内なる声 :ゴールを楽しむために、あなたのやりたいことを犠牲にしていたり、あなたの考えを曲げていたりしているのが、途中経過を楽しめない原因であると思って欲しい。あなたがすることに、あなたの考えの中、矛盾がないのなら、そのような心境にはならない。つまり、楽しんでゴールに向かう。

ワタシ :うーん…つまり、どういうことでしょう…どうすればいいのでしょう。

内なる声 :「ゴールに向かう」というのを、まず何としているのかということを、考えてみて欲しい。あなたが理解できている「ゴールの楽しみ」というのは、何か?
それを理解しているのであるのなら、その楽しみを味わうことなく、過程を経て、そこにたどり着くことなどできない。その過程の積み重ねがゴールへと導くのであって、苦しい道を進んで、ついに楽しいのでない。それに、ゴールというものをどう考えているのかというところに矛盾をもっている。ゴールに着いたら、あなたの考えによれば、目的達成することを終え、おそらく楽しみとよろこびをもってそこにいるとすることを続けられない。なぜなら、「ゴールをもって達成した」ことに、よろこびを感じておらず、苦しんだ記憶をもち、「ゴールに思っていたようなものがない」といった気持ちを味わうことも多いため。なぜそうなるのかというと、「ゴールをおあずけ」にしているので、そうなるのだよ。わかってきた?

ワタシ :「ゴールをおあずけ」にするのでなく、どうするのがよいのでしょうか。

内なる声 :つまり、何を感じていたいのか、ということを中心に考えているのなら、ゴールもその過程にも、同じ気持ちを味わっているのだということ。
マラソンの話がでているのはいいことなので説明してみると、「走って苦しんで、ゴールに着いた時、その順位を気に入らない」、と考えるのがあなたかもしれない、と考えてみよう。あなたが何をどうしたいのか、というところを考えてみて欲しい。

ワタシ :「走っているだけで楽しいんです!」というほうが魂にかなった鍛錬方法なんでしょうか?とおっしゃっています。
しかし、「ゴールが魅力的だけど、 途中経過が苦しそうな道」をもっと楽しむ方法があったら知りたいのだと…そうか。やはり、あなたの言うように、「楽しくできていない」と言っているのですね。ならば、「苦しそうな道」を、「楽しむ方法」を考えるのではなく、「ゴールも、途中経過も、ゴールの後も、ずっと楽しんでいける方法」を考えればよいということでしょうか?

内なる声 :そんな方法、あると思う?

ワタシ :はい。「おあずけのゴール」をつくらず、「いま、楽しいと思うこと」をすることです。あなたがいつもおっしゃっていることなので。

内なる声 :なるほど。では、この場合、何をどう変化させるのがよいのだと思う?

ワタシ :うーん…えーとえーと…
「基礎の勉強」をするのをやめて、外国に行ってしまうとか。もういきなりゴール。夢の達成と実践です。そのための資金を貯めつつ、勉強の仕方を変える!「あまり楽しくない基礎の勉強」を苦しんでおこなうのをやめて、実際に外国に行かないまでも、外国人と会話して覚える!外国人の友達をつくったり、出会える場を増やす!行きたい外国に関連した仕事ができるように考える!そして実践感覚で自信をつけて、いつの間にやら目標達成!
…なんて、この方のいまの状況も、「目指しているゴール」が何かもよくわからなかったので、勝手なことを言いました。スミマセン。
でも、たとえば外国の方が、日本に来て話をしたり、視界を開けたいからといって、「日本語の基礎」を苦しんで勉強しているところを想像すると、日本人として、あまりおすすめできないことをしてると思うだろうな…と考えたりしたのです。

内なる声 :そう。ではあなたが思うに、この者がそのような発想の転換をすることにより、何かを見つけられると考えているのだね。

ワタシ :わからないですが、これまでのあなたの教えを聞いてきて、「途中経過が苦しそうな道を、もっと楽しむ方法を考える」という質問に対し、「苦しいのであるのに、楽しむの?おかしなことを言っている。」と言われてきたのを知ってるので、やはりその「途中経過」の考え自体を変えるのがいいのかなと思います。

内なる声 :なかなか、よいところにたどり着いている。だから、否定をせず、一つつけ加えておこう。
「したいこと」を考え、途中経過を「苦しいもの」と考える時、その「苦しみ」を「楽しみ」に変えることを考えていくのでなく、まずはその「苦しみ」を必要としているのかどうかを考え、必要であると思うのなら、あなたが最も楽しんでおこなえそうな方法をとることを考えていくこと。
「苦しみの末によろこびをもつ」という考えを、おすすめできない理由に、あなたがその「苦しみ」にこだわっているのであるのなら、意味のないことと気づいて欲しいため。「苦しみ」にこだわるのではなく、「その先のよろこび」にこだわっていないのであるのなら、方法を変えてみること。
たとえば、あなたが考えていることの根本を変えてみなさい。「私がこだわっているのが、私の本当に目指したいところでないから、苦しいと感じているのかもしれない」と考えるのも必要。「私が目指すところに行くための道が、これであるのだとは限らない」と考えてみるのも必要。
「こうするしかない」と考え、その「苦しみ」を「楽しみ」に変える方法を考えていくのでなく、「どうしてもよい。とにかく、たどり着けるのなら」と考えてみるのが、発想を変える、ということなのだよ。

ワタシ :わかりました。他にありますか?

内なる声 :さて、これで納得のいかない時には、再質問してみて欲しい。ではまた来週。

ワタシ :はい。質問・再質問は、コメント欄よりお願い致します。
それでは、また来週 (⌒▽⌒)ノ

 

この記事へのコメント(記事更新から30日以内)

  1. ミミ より:

    ユキさん、内なる声さん、こんばんは。
    今私には悩んでいることがあり、不安でどうしようもなく、ぜひアドバイスを頂ければと思い書き込みいたしました。
    悩んでいることとは、必ず合格しなければいけない資格試験に何年も連続で落ちていることです。
    来年の試験が最後の受験のチャンスで、それ以降は受験資格がなくなってしまいます。
    最後になる来年の試験は新傾向になるらしく、情報を集めているのですが、「従来の勉強法では絶対無理」、「予備校に行ってないとまず受からない」といったものばかりで、予備校にどうしても通えない私にはどうしたらよいのかわからなくなってしまいました。
    「予備校に通えなくてもできることをすべてやる」と考えていた私は、いろいろ計画を立てていたのですが、ここにきて「この勉強法は大丈夫だろうか」と不安で勉強したことが頭に入りません。今までも、絶対合格しなければならないのに集中できず上の空になることが多く、集中できているときはその代わりにと言わんばかりに寝込むほど体調を崩してしまいます。
    模試の成績はよく、周りからも絶対受かると言われても何年も試験に落ち続け、勉強してもその受験勉強期間に必ず病院に通わなくてはなるくらい体調を崩すといった状況を何回も繰り返すので、まるで試験を受けるなと言われているような気がして諦めるべきなのかと思っています。
    でも、この資格をとることは私の夢であり、絶対諦めたくないんです。
    私はなぜ合格できないのでしょうか?
    合格するために何が足りないのでしょうか?
    不安でどうしようもないです。
    試験を受けるに当たって何かアドバイスをお願いします。

  2. izoo より:

    秋元ユキさま、内なる声さま、今回の丁寧なご返答ありがとうございました。
    お礼が遅くなりまして申し訳ありません。ずばり、的を得た指摘で
    とても考えさせられました。(今も考えています)
    内容を保存して読み返します。
    それから、人ごとながら、↑ミミさんの不安が解消されることを
    祈っております。勉強には時には矛盾した気持ちがつきものですよね。
    応援してます。

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